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2012年1月5日木曜日

あけましておめでとうございます!+おしらせ

気付いたら年が変わっていました。なんてこと。
先日そぼろ~展のメンバー三人で根津神社へ初詣へ行ってまいりました。卒業制作で余裕がない人がいたので午前中だけ(ごめんなさい)。
去年は愛宕神社行って、東京タワーを階段で登って、何でか東京バナナとクレープを食べて、駅伝の復路に遭遇し、たこ焼きやら何やら食べて、湯島天神でお守り買って根津神社でフリマをひやかし行き当たりばったり盛りだくさんでしたが。来年はゆっくり出来るといいねえ。いやゆっくりするぞ。ゆっくりできるように良い年にします。また一年よろしくお願いいたします。(ってここで書いていいのかしら。このブログどうしようかって話出てるけども)


話は変わりまして、卒業制作展のお知らせです。



第60回東京芸術大学卒業・修了作品展
会期: 2012年1月29日(日)-2月3日(金) 会期中無休
9:00-17:00(入場は16:30まで)

会場: 学部―大学構内
大学院―大学美術館・大学構内

主催: 東京芸術大学

観覧料: 無料

会場についてですが、私たちが在籍する工芸科は絵画棟の1階にある『大石膏室』がメインです。ちなみに中二階もございますのでお見逃しなく。あとは屋外に展示している人もいます。

どうぞよろしくお願いいたします。


提出期限が迫っているよーやばいよー(ぼそっ



2011年9月19日月曜日

最終日

7日間の展示、無事に終了しました。暑い中足を運んで下さり、本当にありがとうございました。
通りすがりの方とさくらでんぶの話で盛り上がったり、地元ネタで盛り上がったり、
両親の同僚の方が来て下さって、ちょっとこそばゆかったり、
数年ぶりの友人と再会して話し込んだり、


あ、もちろんちゃんと真面目に作品の話もしてました。


話すうちに作りたいものが出てきたり、作品の意外な使い道が生み出されたり?貴重で楽しい時間でした。


このブログも、読んだよ、と言って下さる方がちょこちょこいらして嬉しかったです。始めた時には皆の制作の負担になったりして、申し訳ない気分になっていた時期もあったので…(←言い出しっぺ)


そしてこのブログですが、このままつづけようか、という話が出ています。
まだわかりませんが、またお時間のある時にのぞいてみてください。



2011年9月16日金曜日

3日目が終わりました。

2日目、3日目留守にしていました、みやながです。すみません、何をしていたかというと…




芦屋釜を作っている鋳物師さんが来て下さり、その技を目の前で見ることが出来ました。芦屋釜は鎌倉時代から江戸時代の初期まで、現在の福岡県で作られていた茶の湯釜です。


以前、鋳型を土で作る話をちょろっと書きましたが、土を、水分をうまく調節して固めていくんです。乾いてもひび割れずにきれーに固まるんです。










釜が素敵なのはもちろんなのですが、その制作工程に全く無駄がありませんでした。鋳物に限らず、ものをつくるということに対する姿勢を振り返るきっかけにもなりました。神経はいくら使っても使いすぎることはない。

2011年9月13日火曜日

いよいよ

今日からです。
そぼろたまごさくらでんぶ
まだまだ厳しい暑さが続いております。熱中症にはお気をつけて…
皆様のご来場お待ちしております。


















思いつきでだいぶ二人を振り回してた気がするけども、ひとまず今日で最後(のはず)
ギャラリーのオーナーさんも、搬入日2日間下さったり照明を調整して下さったり本当に助けて頂きました。搬入、1日じゃ・・・終わってない、絶対。


そんなこんなで無事に始まります。どうぞよろしくお願いします。

2011年9月4日日曜日

せまりくる展示、の前に芸祭・・・の前に金沢

イベント目白押しです。
先日書いたように、行ってきました金沢。『東京芸術大学×金沢美術工芸大学 鋳金交流展』の搬入へ…
搬入は無事終わり、展示初日にはなんとさくらパンダがやってきました。ご存じですか?松坂屋の公式キャラクターだそうです。なんでまた上野からはるばる来たのかといいますと、さくらパンダと芸大で個展を応援しよう、というアートプロジェクトがあるのです。(詳細はこちらhttp://sakura-panda-kan.jp/artproject/index.html

会場は部屋の半分が階段状になっていてとても面白い空間です。広ーい!天井高ーい!
そこにいろんな鋳物が置かれました。
見慣れない感じの鋳物がたくさん見られて、刺激が多かったです。



そこにパンダ登場。すごいんです。階段上がったところにある作品とも写真を撮って下さいましたい。着ぐるみで階段上るなんて、きっとものすごく大変だったはず…

ポーズがいちいち可愛くて、みんなで可愛いを連呼していました。







会場は広い敷地内にある建物のうちの一部なのですが、目の前にだだっ広い芝生と、水遊びが出来るように水が流れているおかげでたくさんの小さい子供たちが遊びに来ています。


東京生まれ東京育ちには驚きの広さ!
そこに着ぐるみが来たらそりゃ…子供たかりますよね。会場から外に出た途端さくらパンダはもみくちゃにされていました。

この金沢での展示は9月6日までです。お近くまで行かれる方は是非お立ち寄りください。

そして今日は芸祭最終日。毎年ひと月超かけて作る神輿、法被や展示、ステージ、演奏、模擬店、フリマ…みどころいっぱいです。どうぞ浴衣や甚平で遊びにいらしてください。
お天気もつといいんですが…

2011年8月25日木曜日

あいかわらず

あいかわらずベランダで作業です。音が出る作業は一段落しまして、写真は色を付けるために陽に当てているところ。人工的に緑青(銅の錆)を発生させようとしています。ちなみに緑青は毒ではありませんので安心してください。昔は猛毒だと思われていたようですが・・・
緑青は銅が空気と水分に触れて出来ます。銅像がよく緑や青っぽくなっているのがそれです。
自然に出る緑青のもつ時間の重みはとても素敵なのですが、自然発生を待つわけにもいかないので薬品と熱で反応させて人為的に発生させます。作品を陽に当ててあたため、水に溶いた薬品を塗り、乾いたらまた塗り、たまに水拭きし、また塗り・・・短くても半日はこの作業をします。長い人は気に入るまで何日でもやります。経験が浅いので狙った色がすぐに出ません。しかも長く続けたからといってでるわけでもなく。
緑青以外にも着色方法はいろいろあります。日本酒に焼けた鉄を入れて1年くらい寝かせた液体を焼き付けたり、六一○ハップのお風呂につけたり。

そういえば金属に自分で色を付けられるなんて、大学入る前は思いもしなかった。



追記。
金沢市民芸術村http://www.artvillage.gr.jp/にて、東京芸術大学と金沢美術工芸大学による鋳金交流展が開かれます。総勢21名による鋳物作品展です。
日時:8月30日~9月6日、10時~18時(30日は17時からレセプションパーティーを行います)
石川県、金沢市近辺へ行かれる方、ぜひお立ち寄りくださいませ。広い原っぱがあって、開放的で素敵なところです。
これから夜行バスで金沢向かいますー(今は28日22時)

2011年8月12日金曜日

夏休みなので

学校が開いていないので自宅で作業中。金属を叩くなど、音が出る作業の時はベランダに出ます。マンションなので室内だと上下左右、ななめまで音が響き渡ります。なのでベランダ。

私たちの通う大学では、工芸科は2年生の後半に6つの専攻に分かれます。彫金・鋳金・鍛金・陶芸・漆芸・染織・・・・必ずこのうちどれか一つを選び、卒業までその専門技術を学びます。

ご近所さんを気にしつつカンカン叩いていると、なんで静かに作業できる専攻選ばなかったんだろーなんて思いますが、なんで鋳金選んじゃったんだろーとは不思議と思わないのです。なんでだろう?

2011年8月1日月曜日

韓国の鋳造工房見学

前回韓国旅行の話を書けなかったのと鋳型の話つながりで、韓国で見た鋳型の話を書きます。
前に挙げた鋳型の材料は土、石膏、紙でしたが、今回は石で作る鋳型を紹介します。

多紐細紋鏡という銅鏡を作る工程を見せて頂きました。材料は普通の彫刻刀でさくさく彫れるくらいに柔らかい石。コンパス状の道具で模様をつけていきます。彫る、というよりひっかくような感じです。


ひょいひょいといとも簡単そうに模様をつけていきます。でも失敗すると最初から。




この銅鏡の大きさは直径21センチ。その中にみっちり模様が刻まれます。

そして鋳造されたものがこちら。

頂いた資料がすべて韓国語で読めず、ちゃんとした説明が出来ませんが、人の技の精緻さだけでも伝われば。

2011年7月20日水曜日

鋳型のはなし

韓国から帰ってきました。ただいま!今回韓国旅行レポートにしようと思ったのですが、諸事情により手元に写真がなく・・・いつものように、制作風景をば。
写真は石膏鋳型を作っている写真。

鋳型という、金属を流し込むための型は様々な種類があります。
これまでやっていたのは真土(まね)型といって、土でできています。同じ土を何度も繰り返し使うのでゴミが出ません。材料費もかかりません。しかしとても時間がかかります。

今回は石膏鋳型。名前のまま、石膏で型をとります。石膏だけでは焼成の時や、流し込む金属の温度に耐えられないので耐火材などの混ぜ物をします。型作りにかかる時間は真土型より格段に早いです。

他にも生型といって焼かない型や、惣型(そうがた)といって、直接自らの手で金属が流れる空洞を作るような型もあります。
色々な種類がありますが、流す金属の温度に耐えられる材料で、金属の流れるくぼみがあれば鋳型ができます。
中学の美術の教材で、厚紙で鋳型を作ってピューター(240℃くらいで溶ける金属)を流す、というキットがあります。紙でもできる、と。夏季休業に入ったら家でやってみたいと思います。


石膏鋳型の話に戻ります。できた鋳型は中の蝋を溶かし出し、中の水分をなくすために焼きます。今回は電気炉で45時間焼きます。
電気・・・以前は全く気にせず使っていましたが、今は使えることに感謝しつつ、使う時間を気にしつつ。

2011年7月10日日曜日

結果

結果。
あ、あれ・・・ぼろぼろになっている・・・!?

↑これが元の形(右)

9つ作った内8つはこんな状態。
原型を作るのに使った蝋か、型の作り方か、型の焼き方か、これが原因、とはっきりはわかりません。今度また少しずつ条件を変えて実験して、原因をはっきりさせたいと思います・・・

これから成田空港へ向かいます。研究旅行で韓国へ行ってまいります!

2011年7月3日日曜日

吹き

前回に引き続き・・・
出来た型に金属を流し込んでいるところ(写真は撮り損ねたので今回のではないのですが)。


この作業を「吹き」や「鋳込み」と呼びます。今回溶かした金属はブロンズです。ブロンズが溶けているときの温度は1000℃を超えます。制作工程の中で最も危険で緊張する場面。
本来は吹きの後は「後吹き」という、安全に吹き終えたことを鞴(※)の神様に感謝するお祝いをします。今回は小さかったことと少人数だったので省略してしまいましたが…

冷めたら型を割って金属を取り出します。

・・・。
・・・・・・。
必ずしも作った形そのままで出てくるわけではありません。私は作った形そのまま出てきたことがありません…きれいにいったと思っても思わぬ穴が空いていたり。今回の結果は次回お伝えします…

※鞴(ふいご)…空気を送り出す器具。金属を溶かすほど火の温度を上げるためには、大量の空気が必要です。今は電動で風を送り込めますが、昔はこの鞴がないと仕事になりませんでした。11月8日は鞴祭りといって、安全を祈願する行事があります。

2011年6月27日月曜日

鋳型づくり2

鋳金は金工ですが、実際に金属を加工するまでの工程がとても長いです。
粘土や蝋で欲しい形を作り、それを基に型を取り、そこに金属を流し込みます。
↓前回の続き。
写真だと土のかたまりですが、この中に蝋で作った鳥が入っています。
これを高温で焼くことで、中の蝋が溶け出し、土の中に作った鳥の形の空洞が出来ます。
そこに金属を流すと、金属が蝋で作ったものと同じ形になるのです。・・・うまくいっていれば。
↓型を焼くための窯。煉瓦や石を積んで作ります。
 

2011年6月18日土曜日

型込めが始まったよ

ビフォー
















アフター



黄色いやつは蝋で出来ています。温めてやわらかくして形を作っています。
黒くなっているのは、土と炭の粉を練ったものを塗ったから。蝋を金属に置き換えるために、これからどんどん土で覆っていきます。次回はよくわからない土のかたまりの写真が出てくると思います。
工芸科鋳金専攻、宮永でした。これからどうぞよろしくお願いいたします。