前に挙げた鋳型の材料は土、石膏、紙でしたが、今回は石で作る鋳型を紹介します。
多紐細紋鏡という銅鏡を作る工程を見せて頂きました。材料は普通の彫刻刀でさくさく彫れるくらいに柔らかい石。コンパス状の道具で模様をつけていきます。彫る、というよりひっかくような感じです。
ひょいひょいといとも簡単そうに模様をつけていきます。でも失敗すると最初から。
この銅鏡の大きさは直径21センチ。その中にみっちり模様が刻まれます。
そして鋳造されたものがこちら。
頂いた資料がすべて韓国語で読めず、ちゃんとした説明が出来ませんが、人の技の精緻さだけでも伝われば。
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