韓国から帰ってきました。ただいま!今回韓国旅行レポートにしようと思ったのですが、諸事情により手元に写真がなく・・・いつものように、制作風景をば。
写真は石膏鋳型を作っている写真。
鋳型という、金属を流し込むための型は様々な種類があります。
これまでやっていたのは真土(まね)型といって、土でできています。同じ土を何度も繰り返し使うのでゴミが出ません。材料費もかかりません。しかしとても時間がかかります。
今回は石膏鋳型。名前のまま、石膏で型をとります。石膏だけでは焼成の時や、流し込む金属の温度に耐えられないので耐火材などの混ぜ物をします。型作りにかかる時間は真土型より格段に早いです。
他にも生型といって焼かない型や、惣型(そうがた)といって、直接自らの手で金属が流れる空洞を作るような型もあります。
色々な種類がありますが、流す金属の温度に耐えられる材料で、金属の流れるくぼみがあれば鋳型ができます。
中学の美術の教材で、厚紙で鋳型を作ってピューター(240℃くらいで溶ける金属)を流す、というキットがあります。紙でもできる、と。夏季休業に入ったら家でやってみたいと思います。
石膏鋳型の話に戻ります。できた鋳型は中の蝋を溶かし出し、中の水分をなくすために焼きます。今回は電気炉で45時間焼きます。
電気・・・以前は全く気にせず使っていましたが、今は使えることに感謝しつつ、使う時間を気にしつつ。
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