漆って聞いたら何を想像しますか?
やっぱりうつわや箸といったところでしょうか。
漆はウルシノキから採取した天然の樹液です。
育成後10年経った一本の木から、たったの200gしか採取出来ません。
漆は熱、酸、アルカリ、湿気に強く、また防虫、防腐防止の効果があります。美しい艶のある塗料であり、地上最強の接着剤ともいわれています。
そして歴史はとっても古く、縄文時代から使用されています。
漆は紫外線には弱いのですが、紫外線が当たらず、湿気のある例えば土の中なら9000年もその姿を残すことができるんです。これはすごいですね〜笑
ところで今日は銀座に展示を見に行きました。
2丁目のMEGUMI OGITA GALLERYで、乾漆で人物をメインに作ってらっしゃる保井智貴さんの展示です。
保井さんは彫刻家の出身ですが、乾漆という奈良時代からある漆の技法を使ってらっしゃいます。乾漆についてはまた後日に説明しようかな・・。
口で語るよりは見てもらった方が良い!
ところがこの展示、7月2日までなんです・・;;言うのめっちゃ遅かったね;;
漆ってなんでもあり!
これが今日一番言いたかったことでした〜
0 件のコメント:
コメントを投稿